テックキャンプ短期集中コースを振り返って

2021年7月下旬に受講開始した

テックキャンプ短期集中コースですが、

9月いっぱいで無事に卒業することが出来ました。

 

また、10月初旬にて

東京の受託開発企業より内定を頂き

11月からの入社が決まりました。

 

この記事は、

スクールの受講を検討している方の

参考になればと思い執筆させて頂きます。

 

 

目次

受講前

講中

受講後

まとめ

 

 

受講前

受講前時点で、僕の年齢は29歳です。

関関同立の一校にて文系学部を卒業し、

職歴は正社員歴10か月、バイト歴が6年ほど。

12月で30歳になります。

プログラミング経験は、ゼロ。

 

趣味の音楽に打ち込んできましたが

プライベートを充実させる為に

時間、収入ともに充実した

いい仕事がないか探していました。

 

そんな中で興味を抱いたのが

システムエンジニア職です。

 

しかし、いくつかの求人に応募したものの、

29歳、業界未経験、文系、正社員歴一年未満、

おまけにポートフォリオもない、ということで

書類選考通過すらままならないことを思い知らされました。

 

このまま30歳を迎えては

転職の難易度が上がる一方と感じ、

何らかの就職斡旋が必要だと判断します。

 

そこで候補に挙がったのが

DMM、テックキャンプ、テックアカデミーです。

 

特にDMMは

他社が転職成功率のみを記載しているのに対し

離職率まで反映した数値を公開している点に

透明性、信頼性を感じて面談を受けました。

 

しかしながら、

DMMでは質の高い人材を

企業様に紹介する為に基準を設けています。

僕の経歴はその基準を満たしていませんでした。

 

次に興味を抱いたのはテックキャンプです。

 

こちらは他社が

二十代までの受講生に転職保証を行っているのに対し

三十代までを対象としていました。

 

転職保証の利用はいったん保留するにせよ、

年齢的なハンデに強いスクールであると考え、

こちらに入校を決めました。

 

誕生日が迫っており

短期集中コースは90日間。

 

入校時期を調べたところ、

二週間ごとに受講のタイミングがやってくると知り

即オンライン教室の手続きを行いました。

 

なお金欠である為、

受講費用は48回分割払いで

ローンを組んでいます。

 

講中

90日間の学習は

予想していたよりも楽しく、

苦痛のようなものはほぼ感じませんでした。

おそらく、プログラミングそのものに

適性があったのだと思います。

 

受講前は

一日10時間の勉強というところに

いくばくか不安がありましたが、

実際は自習時間込みでの推奨学習時間です。

 

休憩を挟みながらの10:00~19:00が規定の学習時間、

それを除く時間の学習は任意なので、

たとえば体調が優れない場合に無理をする必要はありませんし、

用事のある日はちゃんと休みを取ることが出来ます。

 

(ただし、僕の場合は

自習時間を長めに確保していました。

 

年齢的なハンデがあるので

他の方に差をつけなければ

就職活動で不利になってしまう、と考えた為です。

 

必ずしも毎日ではありませんが、

7:00~10:00、19:00~22:00の間に自習し、

学習サイトのProgateを併用して

理解度を深めようと努めていました。

 

結果として、

卒業制作であるオリジナルアプリは

転職活動に十分なだけのクオリティを実現できたと思います。)

 

なお、学習カリキュラムは

Ruby on Railsが中心になっていて、

HTML、CSSはそこそこ、JavaScriptはほんのり、

といった割合になっている印象です。←106期時点

 

また、疑問点などは

メンターと呼ばれるスタッフに質問することが出来、

質問が理解を深める行為として推奨されていますが、

僕はほとんど利用していません。

 

これは合理的な理由があるわけではなく

(態度にせよ知識にせよ、メンターの皆さんの対応は素晴らしかったです)

あまり人の助けを借りるのが好きではないという

僕自身の性格の為なのですが、

特に困難は生じませんでした。

 

つまり、カリキュラムの難易度は

プログラミング初学者でも自力でクリアできるレベルに

しっかりと調整されています。

 

ただし、三週目~四週目は

Railsのメソッドが怒涛のように出てくるので

それらの学習はなかなか歯ごたえがありました 笑

 

受講後

転職活動は

キャリアアドバイザーと呼ばれる

専門スタッフが支援を行ってくれます。

 

ありがたいのは

履歴書・経歴書の添削、模擬面接の実施、

理想的な書類応募数・平均的な通過率・卒業生の入社した企業・おすすめの転職サイト等々のデータに基づいたアドバイス

内定後のキャリアから引っ越し相談まで何でもラフに相談に乗ってくださること、等々。

 

僕の場合、オファーを頂いた企業様への応募が主だったので

書類通過率は70%程度だったかと思います。

 

20社ほど応募させて頂きましたが

一番最初の面接で内定が決まってしまい(偶然にも第一志望の企業様でした)、

転職活動自体は二週間程度で終えることが出来ました。

 

余談になりますが、

一番大変だったのはそこからの引っ越し作業で、

11月入社に間に合わせる為に

物件探しや引っ越し業者を

とんでもないペースで進めていく必要がありました。

 

まとめ

年齢や職歴から考えると、

僕は非常に恵まれた、理想的な転職が出来たと思います。

本当に幸運でした。

 

ただ、テックキャンプはあくまでもきっかけだったと考えています。

 

僕には強い意欲がありましたし、

最初から転職活動に目標を合わせて学習をしていました。

加えて、受講中に気付きましたが

僕はプログラミングに適性があるタイプと思われます

(勉強が好き、考えるのが好き、好奇心が強い、地道な性格、等々)。

 

ただ、プログラミングの具体的な学習方法や、

転職を成功させる為に必要なだけの情報がなく、

最短でエンジニア職を得るには

バックアップが必要でした。

 

そういった支援が

テックキャンプには揃っていたのだ、と感じます。

 

高額な受講料を払った上に努力することに違和感を覚える方や、

転職に時間が掛かってもよい方であれば、

必ずしもスクールが最良の選択にはならないかもしれません。

 

しかし、主体的な努力を厭わず、

短期間で転職を成功させたい方であれば、

テックキャンプは選択肢の一つに入れるべきだと僕は思います。

 

本記事は以上です。

 

お読み下さりありがとうございました!